第26回「怖い!!白いシーツの疑惑」色情スパイラル

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某月某日【とある娘の日記】

白シーツをまとっているのは男なのか女なのかはわかりませんでした。
足元まですっぽりと隠れていました。

白シーツはドアノブに手をかけるとゆっくりと回してました。
ドアが開くと、なんと中に入っていきました。

ちょっとすると、また白シーツが出てきたのですが

別人でした。

明らかに身長が先ほどより低くなっていたのです。

そいつはそのまま階段の方へと歩いていきました。

大きく余った白シーツが床を擦るさまがとても不気味でした。

階段を降りていく途中、よろめいたのか

ドタっという音とともに

「キャ」

と聞こえました。

女!!

あいつは

女だ!!

私は白シーツの中を確かめたい衝動に駆られたのです。

恐怖と興奮が心の中で渦を巻いていました。

そして、あー、修学旅行で鳴門海峡のうず潮見たなーと関係ないことまで脳裏に浮かんでいたのでした。

 

明日の日記へ続く。

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