第8話「父、女性社員をドSに責める。娘、ヤバい」 色情スパイラル ~とある父と娘の日記~ 9月5日
9月5日(月)
【父 日記】
午前中、個別面談。
IとKについては特に時間をかけて、みっちり詰める。
しかし、Iに関しては穴がなくこちらが関心する次第。
Kは突っ込み所が多々あり、四方八方から責める。
と、途中から涙目になり、週明けにこんな思いするとは知らずに楽しい週末過ごしたんだろうと、さらに私の嗜虐心に火がつく。
この女、涙を軽くうかべて上目遣いでこちらを見てきたりなどして、
相当なMなのではないかとの感。
今週中に計画を提出しなおすよう命じ、面談終わり。
Iすでに外出しており、Kもそそくさと外出。
おおかたどこかの喫茶店で落ち合って愚痴大会でもするのだろう。
さっきまで悲しげな子犬のような顔していたKが小憎たらしいキツネに豹変して、
私の陰口をたたいている様が脳中に浮かび、
頭からアイスコーヒーぶっかけてバックからよがらせている自分を想像して、たまらずトイレに駆け込む。
午前中の自慰完了。
早めの昼食。
やよい軒で塩さば定食。卵焼きもつける。
午後 A社の統括マネージャーNにつかまる。
Oとのミーティングで来社するのは知っていたが、エレベーターホールで運悪く鉢合わせ。
N、狂犬のような顔で詰めてくる。相当なS。
今週中の商談を確約させられ、私涙目。
無性にニューハーフAV見たくなる。
すぐにでもラムタラに行きたいが今は堪える。
夜 ニュースで日中首脳会談の様子を見て、いやでもA社との商談が頭に浮かび
早めに就寝。
リビングに漂っていた香水の香りが鼻に残って気持ち悪いのでティッシュを鼻の中につっこんで拭く。嗅いだことのない香り。
娘のにしてはキツイし、
だとしたらアイツのか。
妻の中で鎌首もたげている「女」を感じ、何やら恐ろしさを感じながら眠りに落ちる。
【娘 日記】
どうしよう。
どうしたらいいの?
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