第16話「妻はメス蟻風俗嬢!まさかの疑惑」 色情スパイラル ~とある父と娘の日記~ 9月13日

03a930c8447acc4343cfe01ab69964b4_s

9月13日(火)「妻はメス蟻風俗嬢!まさかの疑惑」

【父 日記】

朝、サイゼリア。
4時。

味噌汁の香りを家で嗅がなくなって久しい。

なるほど、その原因も昨日よくわかった。

妻の一日、それはまるで蟻のようであった。

新宿百人町にほど近い雑居ビルと歌舞伎町のホテル街を出たり入ったりの繰り返しだったのである。

驚くべきことにこれが6回以上も行われたのだ。

ここから判断するに、妻がデリバリーヘルス嬢をしているということはもはや動かしがたい事実だ。

このメス蟻は腹立たしいことに3件目をこなしてホテルを出てきた際には、
女の喜びに震えているような笑みを浮かべ、タバコに火をつけて闊歩するなど、まさに我が世の春再びといった態なのであった。

妻はこうしたメス蟻の要素をひた隠し、家では旦那に愛想を尽かした疲れはてた更年期障害じみた女を演じていたのである。

こいつだけは。

この女だけは。

許さん。

妻は23時頃に雑居ビルを出ると、JR新宿駅まで歩いていく。
そして、アルタ前を通り抜けて行く。
そして新宿中村屋ビル1Fのショーウインドーの前で立ち止まり、欲望に満ちた目でそれを眺める。
COACHという高級ブランド。

お前、まさかそれを買おうなどと考えているのか。

5分ほどすると、地下に降りていきそのまま電車に乗った。
私は隣の車両から引き続き監視。

空席を目ざとく見つけた妻、したたかにそこに座る。

その前に若くて綺麗な二人の娘が立つと、
能面のような眼差しで凝視。

娘たちは雛鳥のようにひたすらさえずりまくっており
妻はそれを凝視しつづける。

やっぱり、

この女はおかしくなっているんじゃないのか。

凝視続く。

駅に到着して、家に向かう。

妻、帰宅するのを見届ける。

そして私はこの時間までサイゼリアで時間をつぶす。

ミックスグリルを注文した。
ソーセージを咥えた際、私、妻それぞれのフェラチオが脳中に浮かんでしまい
それを打ち消すために歯を食い込ませた。

ぷちゅんとした歯ごたえとともに
汁が口中に溢れ、あらぬことも脳中に溢れる。

さすがに家族連れはもういない時間だが、

恋人たちはいる模様。

セックスしなさそうな顔しているのにセックスするんだよな、お前たち。

朝からセックスするのか?

私も能面のような顔になっていないだろうか。

トイレに行き、鏡を見ると

泥人形のような顔。

メールが来た。

「昼間からかくれんぼしたら駄目だよ」

妻を尾行監視していた私をさらに尾行監視していたものがいるのか?

それとも妻が気づいているのか?

「お前は誰だ」

と返信。

「14日は渋谷が楽しい」

と来た。
どういうことなのだ?

【娘 日記】

もうどうしたらいいのかわからない。

学校も行きたくない。

Y美なにしてるの?

どうしてるの?

知らないアドレスからメールが来た。
写真だけ。

派手なショッキングピンクのタンクトップにをショートパンツの女。
遠くからだけど人混みで目立っている。
写真をズームした。

まさかね。

まさかだよね。

まさかだよ。

 

明日の日記へ続く。

→ 【色情スパイラル ~とある父と娘の日記~】目次はこちら

人気ブログランキングに参加中です。女装ブログランキングでもうすぐベスト5入りです。お楽しみいただけましたら、応援クリックよろしくお願いいたします。一緒にNO1を目指しましょう!!

コメントを残す

*
サブコンテンツ

このページの先頭へ

有名人ダイエット