姉貴の部屋のドレッサー】チャラ男の娘日記 第3回
どーも、見習い男の娘の
チャラ男です。
今日はですね、女神の部屋からお送りしています！前回読んでくれたステキな読者の皆様なら分かりますよね。
そうです、わたくしチャラ男は
姉貴の部屋に潜入しています！
売れっ子キャバ嬢の部屋見たいでしょう。
さすがに写真はアレなんで、チャラ男のレポートで妄想を膨らませてください！
そして一番ステキな妄想を当ブログに送ってくれた方には、
姉貴の下着をプレゼント！
なんて感じでいこうと思ったけど、
相変わらずこいつの部屋は
汚い。
「私の理想の部屋はドンキ」
なんて言ってたけど、全然ちげーよ！
俺さっき部屋入った瞬間に足になんか付いたと思ってみたら納豆のカラシでした、オイ！
そんな感じで見事なまでに足の踏み場もないきたねー部屋なんですけど、女神がここで誕生しているのはまぎれもない事実なので、俺はその秘密を体当たりで探っていこうと思います！
それにしても服の数がハンパない。キャバ始めてから相当増えてるな、こりや。
クローゼットはパンパン。入りきらないやつは積み重ねたりしてるけど、よく見たらタグ付けっぱなしのものもいっぱい。
本買って積んでおくのを積ん読っていうでしょ。この状況はですね、積ん着（つんちゃく）ですよ。
こんな余らしてるんだったら、俺が一着くらいとってもバレないんじゃないですかね。
それとありましたよドレッサー。これがホントにデカイ。フランス王朝とかにありそうな白くて高級そうなやつ、イメージできます？これはね、昔ある日曜日の昼間にすげー腰の曲がったじじいの配送業者がいきなりやってきて、姉貴が留守だったんで俺が応対に出たら、これ入れるの手伝えとかいきなり言われて無理やり搬入させられたんですよね。
家にいるのは俺とじじいだけ。「しっかり持て！」とかじじいは怒鳴ってくるし、俺この家の者なのになんで部外者のじじいに怒られてんだって、あれはかなりシュールな光景だったでしょうね。
でね、今気がつきましたよ。
これだけ汚い部屋なのに、ドレッサーの上だけは綺麗に片付いている。鏡もピカピカで指紋一つついてない。姉貴が前言ってたんですよ。
ドレッサーは聖域だって。
こういうことかー。
まだまだいろいろ見たいところですが、そろそろアホ友ジョージくんと遊びに行く時間なので、今日はこの辺で！
続きは第4回 チャラ男の娘日記 で。(2016年7月9日配信)
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