男の娘 キャラづくりの大切さ
男の娘と話す機会がありました。
彼女に男の娘のキャラづくりの大切さを教えてもらいました。
彼女は、25歳。彼女(彼)は女性の恰好をし始めて5年になります。
外出する際も、自宅でも、寝るときでも女性の服を身に着けています。
彼女は、「どちらかと言うと性同一性障害に近いかも知れない」と話しています。
「性の対象は、80%男性、20%が女性かな?」とペロっと舌を出しながら話す横顔は
同世代の女性そのものです。
しかし彼女はこうきっぱりいいます。
「私はホルモンを打つつもりもないし、カラダわいじるつもりはない」
もちろん、何もしないでも、可愛らしい女の子の容姿を手に入れているので、
その必要はないのかも知れません。
ただ、彼女はこういいます。
「私は、ニューハーフではなく、男の娘でありたいんです」
「男の娘であるときには、私はもう一人の私になれているんです。
今では24時間そのもう一人の私なんですが、その変身願望というか
自分を客観的に見ていられることが、最大のストレスの解消。
性の不一致からの気持ちの解放なんです」と。
なるほど。
その彼女が、男の娘を目指す人にこんなアドバイスをくれました。
まずは、イメージすることです。キャラをイメージすることです。
それはできるだけ具体的にイメージしてください。
「どんな女の子になりたいのか」を
アニメのキャラクターですか?
身近にいる女性ですか?
タレントさんですか?
女優さんですか?
その人の年齢は? ファッションは?
性格は? その方に彼氏はいるの?
男性経験は?
とにかく、具体的に想像力を膨らましあなたのなりたい女の子像を
作り上げることだそうです。
そして、そんな女の子にふさわしい、下着を買って、
メイクをして、洋服を買っていく。
それが大切だと言うことだそうです。
男の娘のキャラづくりの大切さを教えてくれました。
彼女のイメージしているキャラは分かりませんが、
女性そのものになっています。