第7話「父、中華むさぼる。娘キスをむさぼる」 色情スパイラル ~とある父と娘の日記~ 9月4日

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9月4日

【父 日記】

起きてまたヌキたくなるが、我慢する。

サンデージャポンなどを見ながら、DVDのパッケージを眺める。
それだけでは飽き足らず、インターネットで画像を検索する。

娘の部屋から笑い声が聞こえてくる。
珍しいことがあるものだ。

妻、本日もパート。
働きすぎじゃないのか。

食べるものもないし、家で過ごすのも気が滅入るので出かける。

東京ドームのラクーアへ行く。
カップル、家族連れ多し。
私自身も妻子持ちであるが、それが余計に孤独感をあおる。

紅虎餃子房という中華料理屋にて朝食 兼 昼食

黒ごま担々麺と大餃子を食べる。
担々麺のスパイスの効いた濃厚ば黒ごまスープと餃子の肉汁が口中で混じり合う。
至福の咀嚼。

ラクーアスパで過ごす。

温泉→岩盤浴→サウナ→昼寝→温泉、、、、
至福のループ。

当然酒を飲みたくなるのだがアクエリアスで水分補給する。

十時に帰宅。

部屋に妻がいて一瞬ぎょっとする。
家族なのにこんな感情抱くというのは、もうこれはなんといえばいいのか。
妻、一瞬私を虫でも見るかのような顔。

【娘 日記】

からだがふわふわしている。

この世は自分のフィルターを通して見ているから、
そのフィルター次第で世界はいくらでも変わるんだ。

きれいなフィルターを手に入れちゃった。

この世は素敵。夢がいっぱい。愛がいっぱい。

Y美も同じフィルターをつけてくれてるかな。

Y美とキスした時、甘かった。
何かが二人の口を行ったり来たりして

Y美が「見てみて」とイタズラっぽく笑った。
私の口から取り出すと、それはハロウィン柄のキャンディーだった。

表参道のキャンディー・ショータイムのだって。
目の前で作るとこ見れるのかー。楽しそう。

だけど、私じゃない誰かと行ったのだという思いが浮かび腹がたつ。

ハダカでキャンディーを舐めながら、またセックスした。

事故の起きて無人のホテル。

煙というか燃えあとのような匂いがする。

だけど、Y美の甘くてどうかなってしまいそうないい香りが混ざって

私は信じられないほど濡れた。

お互いキャンディーを含んだまま、お互いのアソコを舐め合った。

キスしてキャンディーを何度も往復させた。

口の中でジュースのように溢れたツバを一緒に飲みながら

ぬるぬるのアソコ同士でキスさせた。

くちゅくちゅとかぺちゃぺちゃって音だけが響いて

ああ、渋谷だけど、私はいま宇宙の中にいる。

そう思ったんだ。

酸素なくてもY美とだったらブラックホールにだって入っていける。

エッチの後、Y美がわたしの肩に思いっきり噛み跡をつけてきた。

わたしはY美の脇腹に噛み跡つけてやった。

一日たったけど、いまもまだしっかりついている。

幸せ。

Y美も同じように見てくれてるかな。

ダメだ笑っちゃうくらい幸せ。

お日様こんにちは。

Dごめんね。

今日はわたし一日オナニーしてます。

 

明日の日記へ続く。

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